自分ひとりで介護をしているのため、気持ちに余裕がないけれど、
ふと、20代半ばで、父親が認知症になってしまった子どもたちは、どんな気持ちなのだろう?
と思いました。
思い出しました。
わたしの父も、わたしが20代半ばで脳梗塞になりましたが、リハビリの甲斐あって元に戻り、長生きしました。
その時のわたしは、どこかで「父は大丈夫、大丈夫」と信じていました。
東京での一人暮らしは何も変わる事なく、仕事をし遊んでいました。
意外と子どもたちも、そんなに深刻にとらえていないのかもしれません。
わたしも、目の前の事を、ただ淡々と受け入れて、できなくなる事に粛々と対処するしかないのです。