目標は月に一度の参加と決めました。
今回はさいとうつかさ代表のもと、7名の女性が参加しました。
午前中は「王様のセリフ」と題し、さいとうつかささんと対面で一人一人、彼のセリフを真似て100%でセリフを言う練習。
わたしは案の定、ぜんそく気味になりましたが、吸入して乗り切りました。
こうしてどんどん苦しくても声を出していくのも必要なのかな?かばい過ぎているのかもしれませんね。
さいとうさんも試行錯誤しながらの勉強会。
「最後の一葉」から、姉妹のセリフ数行を、3チームに分けて、各々で演出を話し合い発表しました。
わたしは20歳の女の子とのチームです。
姉妹というより、親子の気持ちになって、病気の妹に対し優しく接しすぎる演出になりました。
そのシーンだけなら成立するのですが、物語全体を通すと、姉の気持ちはもっと複雑なのでは?との指摘。
みんなの演技や意見を聞いて、2回目に自分だけプランを変えてみました。
それを伝えていなかったので、相手の演技とちぐはぐになってしまいました。
最後はさいとうさんが、各チームの良いところを伸ばす演出だったり、チャレンジの演出をつけました。
演出は外でこっそり付けて、部屋で発表。
それを各チームが見て感想を言います。
みんな姉がリードする演出でしたが、さいとうさんの演出は妹リード。
それがとてもしっくりして、また、終始姉役をしたわたしも、演じやすくて、演出の大切さを実感しました。
劇団で演出させてもらえる機会があるかもしれないので、とても参考になりました。
勉強会後、基礎講座の男性1名女性1名の発表会をしました。
おふたりとも大ベテランですばらしい役者さんです。
そんなおふたりが、岸田国士の20分ほどの短編を朗読しました。
戯曲の言い回しと時代設定のせいで、新婚さんというより、熟年夫婦に見えたのはご愛嬌。
いつものおふたりとは違う、とても細かなところまで演じている、ステキな発表会でした。
演劇が大好きなお仲間と勉強するのは、本当に楽しいです。