年末年始の入院で、劇団と仕事以外全てやめて療養していましたが、心も身体も元気になりはじめました。
すると演劇への情熱がまた高まって、学ばずにはいられません。
また『いわゆるえんげきの会』のお仲間に加えて頂きました。
台本の読み方も学んでいました。その日はさいとうつかささんと女性4人で『最後の一葉』をテキストにしてのお稽古でした。
配役を決めて交互に役を演じシャッフルもしました。
姉と妹の関係性を1ページのセリフの中から読み取ります。日常の会話のようでありながら、そこには『死』が身近にある非日常なのです。それを表現するお稽古。
その場ですぐには出来ませんでした。
でも、時間が経ってさいとうのやろうとしている事がわかって来ました。
この会を離れていた半年で、肩に力が抜け、よりスッと何のお稽古をしているのか見えるようになって来ました。
見えてもできないから、おもしろいのです。
演劇オタクの集団にいて、苦にならないわたしも、オタクなのかも知れません。
もっともっと深く掘って遊びます。