姫路に七福座という落語の小屋があります。
(残念ながら建物が老朽化のため、解体するので来年2月までです。お引越しの物件を探しているそうです)
そこで落語を月に1度習う事に致しました。
11月に見学に行くと、たまたま11月23日の発表会の前のお稽古でした。
皆さん10分前後の落語を覚えて、すらすら話しておられてビックリしました。
習っていらっしゃる方の年齢層も多分平日昼間なので高めです。
しかも男性の方が多いのは、演劇界と比べると珍しいです。
どこに行っても老人は女性が元気にあちこち飛び回っておりますから。
そして翌週、本番を見に行くと、皆さんお着物を来て、素晴らしい演技をされていて、その一生懸命さに、目頭が熱くなりました。
これなら家でひとりでお稽古できます。
という事で、弟子にして頂きました。
何を選んでも良いという事ですが、参考資料を作って下さった中から、来月【初天神】を発表しようと決めました。
いきなりみんなの前で高座に座り、もちろんひとりで落語を読むのです。覚えて来ている方もいて、びっくりです。
今回は小噺をいくつか読みました。適当にやってみました(笑)
落語の座り方や、上手下手など、ていねいに教えて下さいました。
ただ今、編み物の合間にお稽古中です。
人前でみたらし団子をジュルジュルと舐めるのが、ちょっと恥ずかしのですが。
昨日は手ぬぐいを購入しましたよ。扇子と手ぬぐいは必需品です。
YouTubeで見たら、プロの落語家さんは、同じ【初天神】でも、少しずつ違っていて、しかも力が抜けていて、面白いこと。
演技とはまた違う、奥の深い芸です。