三宮駅近くに出来た小劇場。
神戸三宮シアターエートーは、とても見やすい劇場でした。
前売り三千円。
東京から『9プロジェクト』が来るというので、どろどろを期待して観に行ってきました。
下記いわゆるえんげきの会のさいとうさんに送った感想です。
記
こんばんは。観てきました。つかさんのお芝居は圧倒的なセルフ量と熱量で、良くお稽古されていました。
でも、肝心のヒモ役の人がどんなに熱演しても、ちっとも響かず何故なのか?と思いながら帰って来ました。
実はFで小堀さんが『ひものはなし』として、ストリッパー物語の半分ほどを一人芝居しました。
その時は、とても面白く、ゲネプロ本番全て観ました。
色々調べて『紋切り型』という演技ではないかと思いました。
話し言葉ではなく、同じ調子で強弱はあるのですが(滑舌はとても良いので聞き取りやすいのですが)特に一人語りの一番泣けるシーンで、全く心動かされませんでした。
キャラクターが合っていないのか?とも思いました。ヒモなのに真面目人間にしか見えなかったです。
でも女性は何度も再演されていてライフワークなのか、ダンスも上手でした。
演出も、丁寧でフォーメーションも考え尽くされていて、良かったです。
そして、女性が絶叫しているにもかかわらず、全く声が枯れていなかったのも驚きでした。
行って良かったと思いました。ありがとうございました。
以上
でも、これだけ後から後から感想が湧くのは、やはり衝撃的だったのだと思います。
そして、つかこうへいさんの戯曲を演じるには覚悟が必要ですね。
恐るべし!