雛子とふたり、のんびり行って来ました。
日本旅行さんで仁川空港からホテルまでの往復だけガイドさんが付くツアー。
後は現地で行き当たりバッタリ好きにする事に。
車で送ってもらう道すがら、ガイドの金さんが韓国人気の『ナンタ』はぜひ見るべきと勧められ予約してくれました。
そして前回書いた『アカスリ』もね。
着いて早々ホテルで休む間も無く明洞ナンタ劇場へ。
打楽器の代わりに料理道具を使ってリズミカルに音を鳴らすのをメインに、お客さまを巻き込んでショーを進めたり、笑わせるシーンもありと、盛りだくさんの90分。VIP席6万ウォン
このショーだけを3劇場で毎日2回公演が行われる代表的な作品です。
ノンバーバルなので、観光客も子どもも楽しめます。
日本では今京都で『ギア』が同じ形式で人気ですね。
そしてお目当ての鄭義信さんの劇を見に地下鉄で聖水駅まで行きました。
韓国の地下鉄は全て数字なので、とてもわかりやすいです。
2番の地下鉄に202番の駅から乗り、211番の駅で降りて4番出口。
これでわかるようになっています。また飛び降り事故防止のためのホームのガードやしっかりあり、キップも紙ではなくカードを使い回すシステムです。
環境にとても配慮していて、キップだけではなくお土産を買っても袋は購入します。
日本なら買った分だけ小分けの袋が付いて来ますが、半分以上使わないし、頂いてた時も、その袋はすぐに処分するものですから、韓国式になれば良いですね。
割り箸ではなく、金属の箸をよく消毒して使っているので木より清潔だと金さんが言っていたので、このお箸はお土産に家族分買いました。
ソンス(聖水駅)からすぐに真新しい近代的な小劇場でした。
金さんに演劇を観に来たと話したら、とても高尚な趣味だと言われました。韓国では演劇は特別なのでしょうか?
他のお客さまも、スマートな方ばかりで場違いな感じ。それとも鄭義信さんの劇が特別な位置にあるのかも知れません。もしくは14日8時の回が特別なのか?
ひとり芝居で日本で2回観た『餃子のおいしい作り方』だったので、楽しめました。3万ウォン。
歌もふんだんにあり『ナンタ』を意識してキャベツを曲に合わせて刻む音でリズムを取って派手にキャベツを飛ばすシーンは、さっき見たばかりだったので思わず笑ってしまいました。
ラストに近づくとあちこちですすり泣き。わたしも泣いていたら、お隣の女性がテッシュを下さいました。
雛子はこの劇ははじめて観たのですが、亡くなった誰かに話しかけているのはわかったそうです。
帰りがけ鄭義信さんにご挨拶させてもらえました。
また地下鉄で帰り充実した1日でした。
2日目は明洞お買い物と食べ歩き、そしてアカスリ。
その後ホテル内のカジノ。外国人しか入れないそうです。
のぞいたけれど、土曜日の夜中国人の男性がたくさんいて、ゲーム待ちの人も多く、ルールを知らない私たちが入れる雰囲気ではなかったので早々に出ました。
ラスベガスのオシャレな雰囲気はどこにもなく、ブラウスとスカートに着替えて行ったわたしが入場の手続きをしている時に、受付の女性たちが笑っていたのは、勘違いしているのを笑われたのかも知れません。
短くても、たくさんの経験ができました。ソウルは東京と同じでした。渋谷原宿に屋台が並んでいる感じ。お食事も姫路より高いお店も多かったです。
男性がみんなKPOPアイドルのような髪型や服装や体型でカッコよかったです。
ホテルで見たテレビCMには、イ・ビョンホン、キムヨナ。バラエティー番組にはブラックピンク。そしてインスタントラーメンが大好きな国なのでラーメンのCMも多く、ゲーム感覚で何のCMか当てるのも楽しかったです。
ソウルの冬はかなり厳しいとの事。旅行中もマイナス気温でした。
今日本からの観光客が3分の1に減っているそうで、日本人観光客用のお店はだいぶ締めてしまったそう。
近代化が進んで、東京と変わらないからかな?その国らしさを楽しみたい旅行者の目線で、姫路の街ももっとおもしろく出来たら良いなぁ。
海外旅行で別の文化に触れるのは新鮮です。無愛想な店員さんにホッとします。日本は店員さんにあれこれ求めすぎですから。