作演出に姫路のライター鷹居さん。
当て書き。もちろん書き下ろしというとても贅沢な作品でした。
土曜日昼間の回は超満員。鷹居さんのこれまでの作品を観て来た人たちにとっては期待の舞台。
90分、女性ならではのセリフをひとつひとつ丁寧に紡いでいました。
母親、妻、娘、それぞれの立場に立ったセリフは聞いていてこちらが痛々しくなりました。
演出も細かく、新人3人を上手に使っていて、ゲストの男性ふたりのベテランさんには見せ場もあり。
『劇団ここから』ファンも満足する家族を中心にした物語でした。
お笑い担当の客演のいまぴーが、間をうまく使って客席が思わす笑い、また次に出た時にはすでに笑いを期待してしまうほど、キャラクターが立っていました。
作演出は大変だと思いますが、これからも演劇畑でも精力的に活動してほしい方です。