知り合いがとても勉強になったというfacebookの記事を見て、自分に足りないところを教えてもらえるという直感ですぐに申し込みました。
月二回日曜日、丸一日のワークショップをもう一年続けているそうです。
さいとうつかささんが主催です。
色々な劇団で彼が客演したり演出したりするのを観ていました。
今日集まった他のメンバーは全員初対面。そんなことが気にならない程、ワークショップは楽しいものでした。
以前『劇団ここから』でさいとうさんが演出していた作品を使っての演技指導。
2つのシーンも抜き取り配役を何度も変えてお稽古しました。
自分で答えを見つけるためのヒントを出してくれたり、演技プランと演出プランの違いについて教えてもらいました。
教えてもらってもそれは本の数分のシーン。お芝居を下手な役者が一本お客さまに見せられるレベルにするのに、どれほどの時間がかかることか!
劇団で教えることはムリなのがよくわかりました。
今回の『片づけたい女たち』では、とりあえずそれっぽく見える動きや言い方を教えてくれて、後からその動きを付けた演出の意図を考えるという宿題を持って帰りました。
他にも色々アドバイスを受けたてはいましたが、どう理解していいのかわからないままに公演が終わり、全くできなかった悔しさだけが残りました。
今回一度ワークショップを受けただけでも、今なら全く違うツンコの演技をしただろうと、覚えているセリフを言ってみて良くわかりました。
これからどう変われるのか、そして他の人の演技を引き出せる役者になりたいという目標を持ちました。
だってそんな役者なら、みんな共演したくなるでしょう?