食事を目の前に置いても、お箸やスプーン、もしくは手を伸ばさず見ているだけの時間が増えてきました。
以前は何でも一度に口に入れてしまい、量を調整するのに食事中見守っていたのですが、
今は食器から一口大にしてスプーンやフォークで口に運ぶと、上手にたべてくれるので、食事介助が欠かせなくなりました。
それでも人の2倍どころか3倍も食べていたような主人が、1.5人前に減っただけで、不安になっていました。
このまま食べられなくなったら、胃ろうにするか餓死するかの選択を迫られるのではないかと、怖くて仕方ありませんでした。
でも、まだやれる事がありました。
介護食を作る事です。
今後、食事の時にむせるようなら、とろみを付けたり、きざんで小さくして飲み込みやすくすれば良いのです。
オムツの付け方は、小規模多機能の職員さんに教えていただき、だいぶコツを掴んできました。
月単位で難題が来て、その度に不安で仕方なくなるけれど、まだわたしにやれることはあるし、まだ主人に残っている機能もある
備えあれは憂ないし
少し前まで移乗のための体重移動について動画で学んでいましたが、これからは介護食の作り方を動画で学んで行こうと思います。
それだけが、今の自分の不安を和らげる唯一の方法です。
大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫。まだまだ生きてくれる、わたしのそばにいてくれる。