とうとう徘徊がはじまり、デイサービス以外の時間は、全て目が離せなくなりました。
わたしが居れば止められると思ったのですが、夜中に何度もだと、限界がありました。
明け方6時までは止められたのですが、昨日8時に居ないことに気がつきました。
いつもはマンションの敷地内なのですが、今回は見当たりません。
姫路駅までの道を30分ほど探してみましたが、車椅子の人は見当たりません。
そうこうするうちに、気温が上昇してきて、このままでは熱中症の危険性もあるので、警察と前からお願いしている見守りサービスに連絡を入れました。
警察の方が数名入れ替わりで訪ねてくれ、色々質問されたり、部屋を見せたり、書類を書きました。
10時ごろ、最初にメガネが発見され、宗教団体の駐車場に停めてある白い車(自分の車と似ている)に乗り込もうとしている主人が発見されました。
着衣は汗でびしょびしょでした。
そのあと倒れたので、救急車を警察の方が呼んでくださいました。
車椅子と、いつも持ち歩いているスマホや着替え一式や免許証保険証が入っているリュックが、近くにはありません。
車椅子から降りたら、あまり歩けないはずなのに?
救急車の方に、元々急遽予約は早めて徘徊について相談するつもりで予約していた、かかりつけの病院に運んでいただきました。
そこでCTの検査をしていただきましたが、影は増えていませんでした。
糖尿病の病院にも前日行きましたが、数値も良くなっていると言われ、徘徊については、脳の先生に先に聞いて下さいとアドバイスしていただいたのです。
数値的や、CT画像では少しも悪くなっていないにも関わらず、認知は月単位で進んでいて、その都度対応を考えて来ました。
車椅子と介護用ベッドをレンタルしたのも2ヶ月前からです。
午後になると、リュックと車椅子が見つかったと警察から連絡がありました。
路地の奥にあったそうです。本人が入れたのかどうかは本人にもわからないでしょう。聞いても仕方ない事です。
近くで働いている娘が、午後から有給を使って休んで家まで来てくれました。
ここ数日、玄関の物音に注意しているため、あまり眠れていません。
そして一日中対応に終われ、ケアマネジャーさん日程のこと、今後のことを相談して気持ちも昂っているので、娘に、一晩だけ泊まってくれるように頼みました。
はじめて処方されたツムラ54番の漢方薬を1日3回飲ませはじめました。
効果が出てくれたらと切実に祈ります。
そして、今朝もすでに3度外に出ようとしています。