メジャーデビューまでの道(はてなブログ)

日記を書く事で、自分で自分を見る事ができる。だから書いてるよ。

映画『パラサイト』

最大の後悔は、あらすじを我慢出来ずに読んでしまってから、観に行った事です。

 

ここにネタバレを書いています。観るつもりなら読まないで映画を先に観てください!

 

父母兄妹の4人家族で、兄役のチェウシクが、最初のシーンのみすぼらしさから、お嬢さんである娘が、いくら嘘の学歴でも、家庭教師の彼に恋をするのは無理な設定では?と思っていたのですが

 

良く見ると181センチですらりとしているし、スッキリ目でビッグバンのジードラゴンに似ていて、なかなか良い男なのでした。

 

特に半地下の生活のセットは、本当に臭ってきそうに良く出来ていました。

 

上流家庭に入り込む家族が、衣装や立ち振る舞いで、こんなにも、運転手、家政婦、家庭教師らしくなれるのは、演技力があればこそ。

 

ここはエンターテイメントですばらしかったです。いつバレるかと、ハラハラしました。

 

わたしが1番心に残ったののは、無意識の怖さ。

 

全く傷つけるつもりがなくても、上流階級の家族は、思わず臭い匂いに反応してしまう。

 

臭いに象徴された格差。

 

自分は何に対して上であり、何を下と思うのか?気がつくと無意識に傷つけ、傷ついている。

 

お金は、あまりにもわかりやすいアイテムなので、ついその数に依存する。

 

上流階級の家で留守中にパーティーをする家族は、もし自分たちがこんな生活なら?と想像するけれど、

 

上流階級の家族は、まったく使用人の気持ちを想像しない様子。

 

4人家族が入り込むために、はめられて辞めさせられた元家政婦。

社長宅のシェルターでかくまっていた元家政婦の夫がナイフを持って暴れ回ります。

 

社長が逃げようとした時に、シェルターの音の臭いに顔をしかめるのを見て、衝動的に運転手をしていた父親は社長を刺します。

 

でも、そうなるまでの気持ちの伏線は十分にありました。

 

ここからも少し物語は続きます。

 

【ここから翌朝】

 

最下層に位置する元家政婦の夫は、社長の息子(10歳くらい)に当てて、照明のスイッチを通して、モールス信号で「助けて」と送り続けます。

 

社長の息子はボーイスカウトをしているので、きっとわかってくれると信じて。

 

なぜ彼は小学生の息子に助けを求めたのか?息子は気がついていたのか?

 

でもその息子にとって、彼は一度だけ夜中に見かけた『お化け』なのです。

 

地下室→半地下→社長宅→小学生の息子

 

まだ追加あるかも知れません。

他の方がYouTubeで考察動画をアップされている内容に、とても同感しました。細かい考察は検索してみて下さい。

 

上記はオリジナルの感想です。まだまだ考えてしまうとても興味深い作品です。

 

【上記一部記憶違い我慢あったので、書き直しました。すみませんでした】