本当に真剣にみんなで長い時間向き合って、たくさんの気づきがありました。
まず、市民参加者の方々が、どなたもとても楽しかったと言って下さいました。自分で出演を決め、ケガや体調が悪い時でも休まずに出席して下さった事、感謝です。
お稽古の度に家で練習されたのがわかる成長を感じました。
本番は偉大です。4回でその成長が格段に大きくなります。
袖で聞いて感動してしまいました。本当に胸が震えて。
とうとう坂本さんがラストで感極まって泣いてしまって。読んでいない所で涙したキャストもいました。
打ち上げの時に、わたしも坂本さんもかなり叱られました。
わたしは今回は、内容よりもゲストの方々に泣かさせてしまいました。
木谷さんから、ひとりひとりの感想がありました。
わたしは「うまいけれど存在感がなかった。今の方が存在感がある」との事。
今回は朗読講座のセオリーに則って読みました。
プロデュースFの朗読講座の先生は盲目の方向けに本をCDに吹き込むお仕事をされているので、内容が聞き手にスッと入る読み方です。
しかし舞台で読むには、そこに存在感が必要なんだという事に気づかされました。
また次回は別のアプローチを試してみよう!
そしてわたしは今回、自分が読むパートだけを読み込んむにとどまりました。
作品全てを読まなけれはならなかったのです。
ですから、読みが甘くて、上手に読みはじめたゲストの方々の朗読を聞いて、はじめて本の内容が心に沁みたの所もありました。
自分のパートだけで出来たつもりにならず、台本を全部読み込む。
楽をしてはいけませんね。