金曜日19時、初日でした。
はじめて舞台に立つ市民の方もいらっしゃいます。
キャストの中ではわたしが1番舞台経験が多いので、胸は貸せないけれど、しっかりラリーを続けていかないと!という思いでした。
いつの間にか「キチンと仕事をしなければ」の意識になっていています。
劇団員のマリアさんは禎子のお母さん役で、禎子が亡くなってしまった悲しさで舞台の上で泣いてしまいました。
わたしもつい最近までは、感情をコントロール出来ずに本当に悩みました。
『いわゆるえんげきの会』での朗読の勉強の時に、気持ちを入れない方が内容が伝わるという検証をみんなでしました。
その時、ただひたすら文字に集中した時に良い評価を頂けた事を思い出し、それからは家で練習する時には内容を理解し感情を込めて読み、人前では文字だけに集中するようにしています。
他にもプロの方々が名著を朗読する動画を聞いて、聞き手として客観的に『聞きやすい読み方とは?』を試行錯誤中です。
何度も思っていますが、本当は演劇をやりたいのです。でも、与えられた朗読劇の役を感謝して精進しなければなりません。
お金を払って観に来て下さるお客さまとの関係が、少しわかって来ました。
まだまだです。いつも、気がつく度に『ここから第一歩』です。いつになっても第一歩ですね。