劇団なので、全員キャストという訳には行かない。
わたしは役者なので、出たい気持ちがどれほどのものかわかりすぎるほどわかる。
スタッフはモチベーションが下がる。わたしのモチベーションの下がり方はわかりやすい。
先輩方はそれでも上手にその気持ちと折り合いをつけて何十年も劇団を支えてきた。
わたしもそちら側の人間になれるとは言い切れない。
そんな役者の気持ちがわかるわたしが配役を決めるのは、誰にスタッフを任せるか。
今回は自分の足りない部分を補ってくれる方をと思っている。
明日、2回目の読み合わせの前に話そうと決めた。
なぜなら、この配役を待つ間の数日が苦しいから。
気を持たせるとその分落胆するのは、プロなら仕方ない。
けれど、仲間としてこれからも一緒に作る上ではストレスを減らしてあげたいから。
なんて今日は考えています。