即興のことです。
略してインプロと呼ばれています。
演劇や脚本を書くことにもつながるそうです。
でもわたしにとってはごっこ遊びです。
先週の土曜日、行って来ました。月に一度すぅさんを呼んで明石でワークショップをしているのですが、11月はイベントが多いのでしょうね。その日はすぅさんと、会場のオーナーりえちゃん、そして同じ兵庫劇団協議会のねこちゃんと4人だけでした。
すぅさんはインプロのプロ。りえちゃんもインプロのチームに所属しています。
ねこちゃんが「4人なんてレア」と言っていました。ラッキー。
人数が多い時は交代なのですが、観客なしで全てガッツリ参加できました。
たくさんゲームをした中でも楽しかったのが、女性が3人だったので三姉妹を演じた『シスターズ』
タイトルは「やりすぎ三姉妹」
りえちゃんはキッチリし過ぎ。ねこちゃんは飲み過ぎ。これもやりながら何となく固まっていくんです。
わたしは話のなりゆきでだんな様が三ヶ月帰って来ないけれど気にしていない設定にしてしまいました。
これをどう説明しようかと思い、だんな様が素晴らしすぎるからシァアしても良いと考えている「心広すぎ」キャラクターになりました。
途中で他の3人が色々なキャラクターになってわたしに話しかけて来ます。
あくまでも突然登場するキャラクターを否定せず受け入れ、話をどんどん広げていきます。
すぅさんの説明は、人間関係はひとつではなく家族だったり職場だったりお店に寄ったりと、人の顔はさまざま。
そうですよね。現実でも確かに良く行く喫茶店で見せているわたしの顔あり。
ヒップホップのわたしあり。
そのわたしも無意識にその時々でキャラクターを作っていると思うと楽しくなって来ます。
その全てなどダリンも知らない。
人の数だけわたしの印象って違うし、わたしが思う人たちもわたしの中にしか存在しないんです。
そう思うと以外と「心広すぎ」キャラクターはわたしの中にある一面。
インプロはこわい。無意識に自分の内面を表現してしまうようです。
自分がりえちゃんやねこちゃんにキャラクターとして声をかける時、もっと想像力を働かせたら良かったな。知らない一面がふたりからも引き出せたのかな?
またやってみたいなぁ。
でもこれを人前でショーにするためのお稽古はイヤだな。楽しめない気がします。
わたしはインプロはワークショップで楽しむものにします。