町劇akashiにて18時〜の回を観てきました
以前から町劇akashiのfacebookでお名前と評判が良いのを知っていました。東京で活動していて福岡公演を終えてからの明石公演。
料金は2500円
前半30分は、わたしもインプロのワークショップでやった事があるゲーム。
今まで観に行ったインプロ公演は、このゲームの延長で
これでお金をとって見せるってどうなのだろう。ワークショップに参加するのは楽しいけれど、観るのはお付き合いかな?
と思っていました。
でもこちらの『いと、といと』はストーリーは決まっているらしいので好奇心で観に行ったのです
ストーリーは、モテない主人公が30才の誕生日までに運命の相手を見つけるというお話。
今回は女性バージョンで、運命の相手候補は男性4人。
この4人のキャラクターはすでに決まっています。
学生時代の初恋の相手。
現在働いている会社の上司。
アパートの隣の部屋の兄弟。
運命の相手はカードで決めるのです。
ですから誰が運命の相手かカードを引いた男性ひとりしかわかりません。
しかし残り3人の男性にも、彼女に近づく意図があるのです。
それで『(運命の)糸、と意図』なのかぁ。
こちらは公演後写真撮影してもO Kですと許可が出て撮ったのですが、それぞれカードを持っているでしょう?
意図の何枚かあるカードもお客さんがひいて、運命のカードと混ぜて役者が引くんです。
今回は『殺意』『友情』『H』でした。
そこまではわたしたちもわかりますが、誰がどのカードを引いたのか想像しながらみる事になるんです。これがまた楽しい
演出も即興音楽も照明もピッタリ
スゴイこんな事ができるんだ
恋愛ストーリーを紡いでいる途中で女性5人がそのストーリーに関係のある形で参加までするんです。
主人公と男性陣は3回ほど関わりながら4人の中から運命の相手を最後に選ぶと、種明かしのカードが開示され物語は終わります。
今回の主人公千場明日美さんのインプロは、とても自然な感情の流れで、作為的な事が感じられず共感しました。
また、彼女の人柄なのかどのキャラクターにも優しく接する彼女に好感が持てました。
でも残念な事に明日美さんはこの回を持ってプラットフォームのキャストを退くそうです。
また何かステップアップするみたいです。
サプライズのお花をもらっているシーンです。
1番好きなシーンは、明日美さんがラスト走りながら1人ずつお別れを言い、運命の相手だと思った人に告白するシーンです。
彼女のドキドキが伝わりこちらも緊張して観ました
何と今回、初恋の相手が運命のカードを引き、しかも彼女が告白する相手に選んだ人だったのです。
全て終わってから初恋の人がカードを会場に見せてくれた時にで本当に良かったとジンと来ました。
最初にお客さん全員からひとり一枚ずつ紙が渡されそこにセリフを書きました。
ストーリーの途中でもその紙を引いたり、お客さんの中に役者が入って、質問した答えがそのまんまストーリーに反映されるので、どう展開するのか全く読めません。
眠いので一旦終わり。