グローブジャングルとは、丸い形のジャングルジムのことなんですって。子供の頃よくあそびました。今は危険なので、だいぶ撤去されたそうです。
確かにすごいスピードでぐるぐる回っている時、こわかった。こわいけど乗ってみたくなる。そんなふしぎな遊具が題名の、鴻上尚史さん脚本の劇をみてきました。
劇団風斜×神戸学院大学 劇団EXCLAMATION【!】合同公演
若い役者さんばかりで、パワーがあって楽しかったです。セットや衣装がカラフルで、曲もポップ♪
風斜さんの舞台で活躍されている、あがぺるさん、ちゃっくるさんが、何役もされてて、どの役もチャーミングでかわいらしかったです。
でも今回一番興味をそそられたのが、鴻上さんの書かれた台詞の
「善意と悪意が実体化して人間がどこまで最低になれるか実験を続けているのがネット」
実験かぁ。なるほど。「虚構の劇団」が公演したのが2008年。ネット=ブログと2ちゃんねる から、話がはじまります。なにか違和感があったのは…
今ならTwitter、Facebook、lineというツールがメジャーになってきているのに、それらがでてこなかったからでしょう。もうすでに5年でインターネットの世界はまた変化しました。
インターネットは不思議で仕方ありません。とても興味があります。そしてこわさもあります。お話では検索機能によって、それぞれの過去がわかり、それは消せないものになっていく。
簡単で便利なふりをした原子力で作られた電力。でも原子力を人間は使いこなせません。
どこか似ているような気がします。
そして鴻上さんは「それでも、ここではないどこかで、あなたではない誰かと出会う可能性を秘めている」とも書かれています。
インターネットは果たしてテレパシーなのか?
なにしろテーマがおもしろかったです!