ほぼ満席でした。ありがとうございました。
わたしは1番後ろの端で見ていました。ダメ出しするどころかお客さまの様子を間近で見ていると、楽しんでもらっているのか?もっと別の演出ができたのではないだろうかと、すっかり疑心暗鬼になり勝手に震えていました。
逃げ出したい気持ちを抑えて80分。
はじめて演出した時は無我夢中でしたが、今回は少しだけ自分の意図が出てきた分、やって来た事がただの思い付きで、返って作品の世界観のジャマをしてしまったのではないだろうか?
そんな不安でいっぱいでした。
わたしに好きなようにやらせてくれた、キャスト、スタッフ、ゲストの方々にも申し訳ない気持ちになり、改めて責任の重さを感じています。
目の前の事から逃げず、トライ&エラーを繰り返し、それでもそれでも勇気を持って進もうと決めました。
少しでもお客さまに楽しんでもらえるよう、作品選びや舞台造りのアイディアを常にアンテナを張って行きます。生きます。
もうわたしにはそれしかないから。