メジャーデビューまでの道(はてなブログ)

日記を書く事で、自分で自分を見る事ができる。だから書いてるよ。

シブゲキ

渋谷に最近出来た劇場に、若い人に人気の『弱虫ペダル』を演劇にした西田シャトナーさん作演出『小林少年とピストル』を、観に行きました。
 
 
チケットは6500円。いちばん後ろの席の真ん中でした。円形の劇場で顔も全体の動きもとても良く見えました。
 
 
東京らしい演劇を観たかったの
 
 
チケットの抽選に外れたので、当日券の列に並びました。千秋楽。その日の当日券は四人。四番目に並んでいたので観ることが出来ました!三番目に並んでいた謎の男性は大阪から来たと、前に並んでいた若い女の子二人に言っているのを盗み聞きしました。リュックに名前が書いてあってとても壮大な名前でした。
 
 
キャストが男性ばかりだからなのか、お客さまは若い女性がほとんどでした。
 
 
主演の小林少年を演じた鈴木勝吾さんがすばらしかった!男性にしては高い声が少年役にピッタリ。
 
 
動きも美しく、体力もあり、そして舞台にはえる伸びやかな声。声が枯れないのは、持って生まれた才能なんですね。
 
 
1時間45分の予定が2時間だったので、かなりアドリブ部分をたっぷりやってくれたんだと思います。
 
 
若い女の子とわたしの笑いのツボが微妙に違う
 
 
舞台上で小林少年と愛犬スピード丸に脱がされるままに、ワイシャツとパンツ1枚された明智小五郎探偵事務所秘書が、足元にはたごませたままのズボンがあるのに、何ごともないようにシュッとしてセリフを続ける姿がおかしかったぁ。
 
 
わたしは怪人二十面相がひとりで妄想を炸裂させ、愛犬のドーベルマンがいかに残酷に殺されたかを、延々と語るシーンが好きすぎる。想像したらおかしくておかしくて「それはないっそれはないっ」ってずっと突っ込みながら、笑って涙がでてきたけれど、他のシーンに比べて、笑い声がなかったのは?なぜ?
 
 
たぶんわたしと同世代の男性が、自分のカツラ姿を「相川七瀬兵藤ゆき」と言った時誰もわからなくて「ジェネレーションギャップ」と舞台上で言われ、トホホな所に、何だかわたしはわかってしまったので、トホホと笑えたりと。
 
 
全体的に漫画を見ているような劇。昔のアメリカンコミックのページをめくっていくような印象でした。
 
 
主演の小林少年役・鈴木勝吾さんと愛犬スピード丸役・川隅美慎さん(びしん、名前いいねぇ)の美しいビジュアルで女の子がキュンキュンするかわいらしい作品に仕上がっていました(自分も女の子のつもり)
 
 
脇の役者さんのカラフルなカツラも登場人物がわかりやすくてよかった。スタンディングオーベーションでしたよ。
 
 
シブゲキの隣はマウントレーニアホールで、人が出入りする度に大音量と共にチラリとステージが見えました。
 
 
浴衣姿の女の子が二人で歌っていました。
 
 
その日は、たくさんのアーティストが出演するみたいでした。
 
 
公演前の2時間ほど目を見開いて渋谷散策しました。
 
 
最後に女の子達が写真を撮っていたので、真似して撮ってみた写真を付けておきます。