中ちゃんストレッチの効果が出てきました。
最初はイテテテとあちこちから悲鳴があがっていたのに、みんな黙々と中ちゃんの指示に従いメニューこなしています。
休憩後、少し台本の変わった所もあり、最初から追加されたページまでの本読みをしました。
立稽古してからの本読みは、みんな気合いが入ります。
そして昨日の続きからの立稽古。
人間って面白いね。最初に座った席に自然と次も座るものですから、わたしはいつも正面の特等席でお稽古を見学しています。
繰り返しのセリフをはしょると、台本通りに言って下さいと、指示があります。
たとえば「ひとつやふたつ、ふたつやみっつ、みっつやよっつ、よっつやいつつ…」「もし、もし、もし、もしや…」
何度も何度もやり直しているうちに、ふっと変わる瞬間があって、役者さんの口にセリフがなじんでくる感じ。
そのセリフ自体がいいセリフだから、そんな時はグッときて、思わず泣きそうになります。
追加された台本には、シリアスなセリフも多くなってきました。
今日は加古川姫路5人で帰りました。
昨日の酔った時の失敗話をしながら帰りました。
わたしは思わず姫路駅で別れる時「ありがとうございました」とチョンさんに言いました。
他の役者さんが注意されているのを聞くのが、とても勉強になります。
こんなに何度も台本は書き直されるものだということを知りました。
脚本家は、1つ1つのセリフを大事に書いているのですね。
書き下ろしの台本。今この瞬間に作品がうまれている、そこに立ち会えていることに、感動しています。