秋晴れ
いつものように、会社の帰り買い物のためにスーパーによる。
入り口付近のベンチで、若い男性が何人か大きな声でおしゃべりをしていた。
買い物がおわり、そこをとおるとゴミがたくさん落ちていた。
わたしは毎日買い物帰りに、ダリンに車で家までおくってもらう。
ダリンが来ていない時はそのベンチで待つのである。
落ちていたのは
空のロースかつ丼弁当、二つに折れた割り箸がはいっていた。
全部で4つ空の弁当があった。どれも何も残さずきれいに食べられていた。
レタスが1枚。
空のタバコの箱。
つぶれた吸いがら2本。
透明の細長いビニールの袋4枚。
梅干しのたね1つ。
レシート1枚。
透明のビニール袋。
お菓子の袋。
それらをゴミ箱に入れようと思ったが、なかったので、足元をながめながら、5分過ごした。