それは【放課後等デイサービス】と言って、障害を持っている子どもたちの学童保育です。
わたしは今、その愉しいお仕事に就いています。
色々な名前の障害があるのでしょうが、それは参考で、ひとりひとり違います。
ほんの15分のセッションですが、子どもとふたりきりになり、さんすうやこくごのお勉強を一緒にやります。
能力によっては、もっと簡単な手作業の練習などもあります。
先生と呼ばれることにも、自分を先生も呼ぶことにも、少しずつ慣れてきました。
予想のつかない毎日。
そして成長する子どもたち。
事務職しか経験のないわたしは、退職を勧告されて本当に良かったと思うのでした。
そうでなかったら、一生知ることは出来なかったでしょう。
65歳になってしまったら、もう手遅れだったのです。
仕事のない人生は、もっと先でかまいません。