耳鼻科の先生にまず尋ねて、聞き流され、
仕方なく喘息の先生に紹介状をお願いしたら
「副鼻腔炎ですから耳鼻科からお願いします」
と言われて
もう一度耳鼻科の先生に根拠を話して、何とかマリア病院に紹介状を書いてもらいました。
根拠は4点
①15年来の嗅覚障害(実は全く匂いがわからなくなったの)
②喘息、しかもステロイドしか効かない【月に一度は発作を起こして、強いステロイドのお薬を飲んだ途端治る)
③度重なる中耳炎。しかも黄色い膿がしばらく耳から流れる。日増しに難聴が酷くなり、他人との会話もおぼつかなくなる。
④アスピリン喘息【コロナワクチンで熱が出た時に、アスピリンを飲んで急に咳が止まらなくなって息も絶え絶えになった)
絶対に間違いない!!
検査前にステロイドを使うと、結果に影響が出るという事で、耳鼻科からも、内科からもステロイドをもらえず、咳と鼻詰まりに苦しみながら、2週間、検査の日を待ちました。
やっと紹介状からの検査。鼻の粘膜を切り取り、レントゲンを撮られ、血液検査もして頂いた結果
粘膜や血液からは、好酸球の数値が25ありました。(10で重度の好酸球性副鼻腔炎)
レントゲンは、空気の通り道が全て塞がり真っ白
マリア病院の耳鼻科の先生から
「17ポイントゲットの紛れもない好酸球性副鼻腔炎です。すぐに指定難病の申請をしましょう」
「手術でまず鼻茸を取り除きましょう。あなたの場合、まずリセットが必要です」
「手術って?どれくらい入院するんですか?」
「8日くらいです」
「実は主人が認知症で、わたしがいないと生きていけないので、ケアマネジャーさんと相談して、ショートステイを取らないとなりません。早くても3ヶ月待ってもらえますか?」
「わかりました」
「先生、ネットで【辛夷清肺湯】しんいせいはいとう(漢方)が好酸球を少なくするって、学会で発表されたという記事を見たのですが?」
「それは本当です。ステロイド以外では、そのお薬しか今の所、効果はないです」
とりあえず、その漢方を処方してもらいました。
先生の説明では
「手術をしても治りません。再手術までの期間は数年です」
「それを長引かせるために、手術をした人限定で月60000円の特別の注射が20000円で打てますよ」
(うううむ。鼻の穴からカメラを入れて、鼻茸をチョキチョキつまんで切ってもらうだけでも痛そうなのに、完治しないとは涙)
まてよ、これは体質改善しかないんじゃない?
マリア病院で、手術の日を決める日に
「先生、今まで15年辛抱したんです、漢方と鍼灸で半年様子を見させて下さい。それでも良くなる兆しが見えないなら、手術する決心がつきます」
とお願いして、鍼灸治療をはじめて2ヶ月弱。
良くなっている気がします。
もう4ヶ月もステロイドを飲んでいないのに、喘息が出ません。鼻や耳にも少しずつ空気が通りはじめています。
今や耳鼻科の間で、鼻茸を取る手術は花形です。
今後、この病気が周知されれば、その患者数は、花粉などのアレルギーにも匹敵するかも知れません。
それが、原因不明で治療法も確立されていない指定難病が、漢方と鍼灸で治ったとあっては、医学会に激震が走るでしょう。
珍しい好酸球性副鼻腔炎の重症者が、身をもって実験している所です。
ちなみに鍼灸は、保険が効かない所に通っています。
1回4000円を週に1回〜2回。20000円〜30000円です。
これで体質改善できるなら、高くはありません。
もう諦めていた『匂いがわかる』日は、いつ来るのか!?
朗報ですよ!自分が実は好酸球性副鼻腔炎という病気とは、まだ気がついていない人、
または、そう診断され、治らないと聞かされて途方に暮れている人!
小林製薬のチクナインも同じです。
これと、身近な鍼灸に通ってみて下さい。
まだ最近、嗅覚を失ったくらいであれば、わたしよりも早く効果が出るでしょう。
どちらも、多少お金はかかりますが、特に副作用はないでしょうから、チャレンジしてみましょう。
放っておくと、わたしみたいに拗らせますよ!!