市民劇場とは演劇を観賞するための会です。
会場になった市民会館でコロナ対策万全の中、時間も短縮され1時間の報告会が行われました。
姫路で公演して貰うために、会員から会費を集めます。
集められたお金の流れを事務局の方々が一目でわかるよう資料を作成し説明して下さいました。
去年の会員数、サークル数とも激減しているのが良くわかりました。
毎年分母が大きくても小さくても100名ほどの退会者が出るそうです。
去年、解散という案も出ましたが、1年持ち堪え、今年もさらに来年も開催するそうです。
公演を開催するのには数百万円かかります。移動や宿泊、スタッフへの人件費。そしてもちろんプロの俳優さんたちは、そのお金で生活します。
それを支える会員は平均年齢が上がり、退会理由は介護や自分の衰えも少なくありません。
今度は4月12日戸田恵子さんを主演に迎えたトムプロジェクトの『シングアソング』です。
延期は難しいので、公演開催で進めてくださっています。ありがたいことです。
わたしが入った時には千人でしたが、あっという間に半分以下になってしまいました。
せっかく来年には、駅東の新しいコンベンションセンターが完成します。
そこで観劇できるよう、事務局が今から動いてくれていますが、劇団と会場の日程をすり合わせるのに苦労されているそうです。
具体的なお話しと数字を見ることで、より自分の所属している会への理解が深まりました。