会社に商工会議所の人が来ました。
わたしは一人で小さなプレハブの事務所で事務をしています。
この前電話関係の会社の営業マンが来て、2時間ほどあれこれ説明を聞いているうちに、なぜか契約する運びになっていました。
さすが営業マン。ミラクル。結局即、会社の男性が最後の所で間に入って契約には到りませんでした。
「本当に商工会議所の人ですか?この前もうっかり契約させられそうになったの」
「本当です」と名刺をわたしの目の前に水戸黄門の印籠のように出して見せてくれました。
「車にだって商工会議所って書いてます」
「商工会議所の人が何しに来たんですか?」
「ご挨拶に。社長室はどこですか?」
わたしは社長室まで案内しました。
いや、名刺なんて作ろうと思えばすぐ作れますからね。
そんなものは信じません!わたし。
人を信じるかどうかは、どこで出会ったかかもしれません。