ねえ、今日もチラシ配りをしたよ。
この前お休みだった古本屋さんで、おおいに宣伝もしてきたよ。
ほらわたし、ひとみしりしないから、カウンターで珈琲を飲みながら、店長とずっとおしゃべりをしているお客さんにも宣伝した。
この前も今回も朗読のCDを買ったの。
この前は樋口一葉の『にごりえ/たけくらべ 』 朗読は幸田弘子。
とても力強い声。
今日は『中原中也詩集』朗読は風間杜夫。
ちょっとよそゆきの声。
梶井基次郎の『檸檬/交尾/ある崖上の感情』朗読は寺田農。
目が覚める声。
朗読のCDを聞くということは、音楽のCDを聞くのとは全然違うね。
決してBGMにはならない。
聞きながら何かをするのはとても困難。
朗読のうまさって、そういうことだね。