メジャーデビューまでの道(はてなブログ)

日記を書く事で、自分で自分を見る事ができる。だから書いてるよ。

映画『レジェンド&バタフライ』木村拓哉さんの演技

キムタク演じる織田信長と、綾瀬はるか演じる濃姫のラヴスーリーでした。

 

若い頃は、わっぱのうつけ者、後に天下取りに夢中になる傍若無人な大将、最後は濃姫を愛する優しい夫。

 

織田信長の人生の様を、良く体現されていて、昨日の夜から、ずっと戦国時代に浸っております。

 

わたしはキムタクのドラマを楽しみにずっと見て来た世代です。

 

当時よく「何を演じてもキムタク」と、演技について言われて来ました。

 

わたしには演技の上手下手など、わかりようもなく、何を言っているのだろう?とずっと疑問でした。

 

多少自分も演劇をしてみて、コレかな?と思う事を書いておきます。

 

まず綾瀬はるかさんは、日本を代表する上手な女優さんだと信じているわたしは、彼女の演技に震え涙しました。

 

片やキムタクは、本当にキムタクが言っているように見えました。

 

それは、ひとつは、声色も表情も話し方も、キムタクという人を世間が知りすぎているのかな?

 

他の俳優さんはキムタクのように歌い踊りバラエティにでる事もないので、普段の話し方などわからないから。

 

そしてキムタクは、あえて声色を変えたり、セリフに緩急をつけたり、声の高低を変えたりする演技をしないので、そう感じるのかな?

 

国民は、彼の人生や、最近では妻と娘ふたりの事も知り尽くしているのです。

 

織田信長の波乱な人生が、まるで彼そのものの生き様に見えてくるのが、本当に素晴らしかったです。

 

ラストの本能寺の長い殺陣のシーンから、実は本能寺から抜け出していて、海外へ濃姫と船に乗って逃げ仰せていた。

 

しかし、それは束の間の夢であった。

 

でも、もしそうであったなら、どんなにか素敵だろう。と思わせれるシーンでした。

 

木村拓哉さんは、自分を表現し続ける日常を生きている。無意識に彼が演じている木村拓哉という存在。

 

その彼が役を演じるのですから、木村拓哉のままで良いのです。

 

役に、彼の生き様を見せるのが木村拓哉という俳優の演技だと理解しました。