観客は、
<魂のゆさぶり>を体験する為に、
<純度の高い人生>を体験する為に、劇場を訪れます。
観客は、俳優の流す<感情の血>に感応したいのです。
いかにして<感情の血>を生み出すか……その答えは明解です。
「優れた物語×優れた演技」に尽きるでしょう。
大掛りな装置も壮大な音楽も群衆も必要ありません。
純度は、シンプルなものからしか生まれないのですから。
ふたりの俳優がキャラクターを生き、ひたすら物語に奉仕した時、
そこは神聖な戦場となり、<感情の血>は流れるのです。
兵庫県立芸術文化センターの会員なので、たくさんのチラシが届きました。
そのなかで、純粋に観客として観たい作品の他に、劇団として上演出来そうな作品にも興味がわきます。
そして見つけたチラシが『檀』わたしの芸名の一字ですね。
そのサイトをのぞいて見つけた文章に驚きました。
やってみたいなぁ。