耳鼻咽喉科に花粉症のお薬をもらいにいったら、待合室のテレビで『となりの人間国宝』がかかっていました。
あまりにもおもしろくて、周りに人がいるのについ何度も声を出して笑ってしまいました。
円広志さんが全国を回って、地元の有名人を『となりの人間国宝』として認定する番組です。
ダリンに朝会社に送ってもらうときに、車の中で音だけ聞くことが多い番組です。
今日は大きな画面でしっかり見られました。
「ぶらり歩きのはじまり〜はじまり〜」
お好み焼きやさんみたいなお店を、おじさん3人が改装しています。
3人はいとこ同士。ひとりがそのお店を気に入ったけれど殺風景なので店長に「カウンター前の壁のコーナーを自分に任せてくれないか」といって、自分の趣味の作品を飾ったそうです。
【その人がお店に来た時に居心地をよくするためにね】
そのうち壁全部に、自分の両親の絵やいとこの切り絵や、釣った魚のミイラやらを飾りはじめて、今ではお店の壁一面、ギャラリーです。
【家じゃだれにも作品を見てもらえないからね】
天井には番傘が釣ってありました。布も。さっきまで壁に竹を半分に割ったものをずらっと釘で打ち付けていたし。
店長夫妻は「お客さんが作品を見て感動してくれる。ありがたい」ととてもよろこんでいました。
で『となりの人間国宝』に認定されたのは、そのいとこ3人組。えっそこ?
その店長夫妻のおおらかさと、3人組のおせっかいなのか?ずうずうしいのかわからない、そこがおもしろくて仕方ありませんでした。