青年劇場『みすてられた島』
市民劇場の例会です。
『20××年 寝耳に水の「独立話」に島は大さわぎ』
島長の家の中でのワンシュチュエーション、会話劇。
前半は島が独立するにあたり憲法を作ろう、ということで憲法、特に武力についての話し合いでした。
後半は家族や島の人々の恋愛模様も入りました。
島の経済のために企業を誘致しようとする人。しかし本土のニートを受け入れ、共に自給自足して助け合い、人間らしさを取り戻す場所を提供する島にする方針で、やっと全員の気持ちがひとつかになる。
今回は前から3列目でした。
『青年劇場』の演技力に圧倒されました。
キャストひとりひとりがすごい熱量で会話劇を進めていくので、憲法についての内容でしたが、退屈しませんでした。
演出もリアリティ重視でした。
『青年劇場』を知りませんでしたし、内容も堅苦しいと勝手に判断していた事でしょう。
姫路市民劇場は会員数が現在600名です。
毎年100人近く会員数は減ってきました。
それでも、何とか600人いるならあちこち節約すれば継続可能です。
キャラメルボックスが経営のことで解散しました。そうならないためにも、真摯に演劇と向きあっている各劇団を、市民劇場を通して応援しなければならないと思います。