今回はマリアマサミさんです。
わたしよりお姉さんで、キャリアも長いらしいです。
九州から越してすぐにこの劇団に決めて下さいました。
今回は義理の姉の役をお願いしました。ぴったりのイメージでした。
ちょっと意地悪っぽく読んだり、高らかに笑ってみたりと、その時々で読み方を工夫してくれています。
電車で通っているのでいつもきちんとしたお洋服で参加して下さいます。
Fは柔軟も発声も各自なので、運動をする必要がないため、それぞ学校や仕事帰りの服装のまま参加しています。
今回はマリアさんの見せ場を作らせてもらいました。
顔の表情だけで、ケンカをしていたのに博士が書いたオイラーの等式を見たとたん柔和の顔になってもらいます。
彼女は難しいと言っていますが
「音楽と照明とお客さまがいたら本番は必ずできるから、わたしは心配していません」
と言いました。
本番に強い根っからの女優さんです。
うらやましいです。
わたしは相変わらず照れ屋です。
しばらく演出のため声を出していないと、代読すら恥ずかしいという。
女優は楽しいけれど、今回は演出を楽しむ余裕があります。