ベラレーヌシステムを朝9時から成城学園前駅にある成城ホールで勉強するため、小田急線一本で行けるように西新宿のホテルを取りました。(歌舞伎町方面は少し怖かったので)
わたしは大学に行くため茨城県から上京しました。大学は京王線沿線だったので、よく新宿には出ていました。
でも就職したのは銀座だったし当時の銀座が大好きだったので、わたしにとっての東京は銀座だと思っていました。
ところが西新宿のホテルに泊まってから、学生の時の事を思い出し続けて疲れてしまいました。
なんだ、わたしにとっては新宿の方が思い出が多いのか。
思い出すのはとても小さくつまらない後悔ばかり。
取るに足りない何の足しにもならない少しも重要じゃない後悔ばかり。
きっとそれは憧れからくるコンプレックス。
その時は気がつかなくて、とても楽しかったと信じていたのに、今回新宿に来て、やっと当時は自分を生きていなかったと気付かされました。
謝恩会で使ったホテル。
よくぶらぶら見ていたルミネやミロード。
覚えるまでに1年かかった迷路のような新宿駅。
それにまつわるアレコレを順番に嫌というほど思い出しているのです。
今度はまだ行った事がないところに泊まって、楽しい思い出を新しく作りたいです。