プロ野球選手がクビになる事です。
http://www.tbs.co.jp/senryokugaitsuukoku/
毎年年末にやっている番組だそうですが、はじめて見ました。
プロ野球の事もほとんどわからなったのですが、110人のうち3名をピックアップ。
この通告後『トライアウト』があり、スカウトマンの前でプレーします。
そこからそれぞれ連絡を待ちます。
1人の30代捕手は巨人から、以前在籍していた古巣の日本ハムから声がかかり移籍しました。日本ハムは捕手が手薄なので選手として、また新人を育てる役割を担いました。
他の球団からは連絡がありませんでした。
3人の子供たちがいて12才の長男は良く事情もわかっていて、移籍出来たと聞いてホッとしたのか涙が止まらなくなっていました
1人はケガで療養中の投手。離婚してビジネスホテルで1年半ひとり暮らし。でもすっかりケガは治ってこれからという時でした。
プロ野球の下にも、色々な形で野球をしながら食べて行く方法があるのですね。
それもわかりやすく説明されていていました。
そしてプロ野球の希望を残しながら知り合いの若い監督に誘われて、若いチームの指導とプレーをする道を選び、ビジネスホテルを後にしました。
他には電話はありませんでした。
もうひとりはまだ24才。生まれたばかりの子供を抱え途方に暮れました。
トライアウトでは打つ方のアピールはできなかったけれど、自慢の俊足で代走を決めました。
奥さんはそれを見て「悲しくて泣いているんじゃありません。泣かないと決めていたのに」と言っていました
彼は最初クラブリーグという、ピラミッドでは一番下の所から生活の面倒を見るという電話がありました。
悩んでいると、ピラミッドの3番目の社会人野球『深谷組』から仕事をしながらという条件でのオファー。
彼は「大好きな事が仕事になったから他にやりたい事がない。果たして仕事が出来るのだろうか?」
とずいぶん悩んでいましたが、決心した時良い笑顔でした。「仕事も聞きながらがんばる』と奥さんに宣言。
どの選手も地元では怪物と言われたヒーロー。
そんな怪物ばかりが集まるのがプロ野球。しかも年齢と共に体力が落ちたり、ケガのリスクもある。
華やかな人にばかり目が行くけれど、誰でも自分の人生を生き続けていかなければ。
3人ともが求められた事にとても感謝し、またそこで頑張って行こうという前向きなスタートでした。
上のおふたりは、知り合いに声をかけられたという事。何か困った時人の縁が大事なんだなぁと改めて思いました。
来年も見たいです。
本当はその後の3人も見てみたいです。
笑顔でありますように
#戦力外通告2017
ハッシュタグ、このブログに付けても意味ないかも知れませんが。良くわかりません