何とかこの日を迎える事が出来ました。
長い3年間でした。ホッとしています。
入学式の時と同じ何の工夫もない卒業式でした。
歌も『仰げば尊し』『蛍の光』
歌詞の内容も分かりづらく古臭くて歌わされている感じ。
その中で卒業生代表の女子生徒の答辞がすばらしかったです。
そして1番思う事は、きっと今日卒業した学生の半分は社会人になります。
商業高校は検定試験や部活動で忙しく、また入学した時からすでに就職活動のために、厳しいルールにしばられる学生生活です。
生徒たちは企業や社会に貢献するよう指導されているような気がしてなりません。
そんな新入社員を企業は温かく迎え育ててあげて欲しいです。
最近は自分に余裕のない人が、弱い人をいじめる空気があります。
期待と不安でいっぱいの若い人を育てて欲しいです。
長女もいよいよ大学を卒業して働きはじめますが、そりゃあ人生経験が4年も違い、自分で考える事を学んできた大学生とは最初は差が出てしまうかもしれません。
担任の先生が卒業式が終わってクラスでのお別れの時に「命を大切にするように」とおっしゃっていました。
社会で1番弱い立場になる彼ら彼女らが、大切にされますように。どうぞ可愛がってもらえますように。
まだまだ幼さの残る笑顔を見ながら、進学校との違いを感じました。