今日はお母さんがリハビリをしてもらっていました。
最初に手足を動かして準備運動をしてもらってから車椅子に乗せてもらいました。
自分の足で動かそうとしましたが思うようにいかず、でも両手でひとりで車椅子を動かせました。
何だろう?涙が止まらなくなり、思わず動画を撮ってお姉さんたちにラインで送りました。
みんな本当に喜んでくれて、嬉し泣きのマーク多数。
こんな嬉しい瞬間に立ち会えてとても幸せです。
お母さんの生きる力にただ感動して涙が止まりませんでした。
食事もペースト状ですが、右手で赤ちゃん用のスプーンを持ち左手で茶碗を持ち、自分で全部食べられました。
自分の子供が少しずつ出来るようになった時より、驚きと喜びでいっぱいになりました。
生死の境にいて、このまま寝たきりになるかもしれないという覚悟をし始めていたのに、何という回復力でしょう。
適切な処置で助けて下さった先生に感謝です。
親身にお世話をして下さる看護師さんに感謝です。
そしてさすがはプロの介護士さんに感謝です。介護とは自分でどんどんやれる事を増やす事なんですね。
つい手伝いたくなりますが、そこをグッとこらえ見守りなるべく自分でがんばらせること。
シャツも着れましたよ。
これから毎日どんどん出来る事が増えていくのかと思うと、光が射してきました。
ダリンも動画を見た瞬間涙があふれて止まらなかったそうです。
こんな感情ははじめてです。
ただ純粋に嬉し泣きとも違う、人の命の輝きを拝ませてもらったような、神聖な喜びでしょうか?
ただお母さんが無心で介護士さんの言う通りに手足を動かしています。
でも、その奥底には必ず家に戻る、1日も早く元に戻るという確かな意思を感じました。
やっぱりお母さんはただ者じゃなかった!