永井愛さんの書き下ろし当て書きの
『片づけたい女たち』
小道具の使い方が難しかったと、松金よね子さんたちが言っていたのをネットを見つけましたが、昨日のお稽古でいよいよ散らかった部屋を片づけるシーンまでいったら
これはここにないと!
この袋の中にはこれが入っていないと!
と、気がついていくことだらけでなかなか台本が進みません。コレはかなりお稽古時間が必要かも?
セリフに合わせて3人が決められた動きを瞬時にしていかないと掛け合いが成立しないので、気持ちを合わせて何度も練習あるのみ。
ダンスと一緒でピタッと揃ったら観ているお客さまも気持ちがいいんだろうなぁ。
2月の市民劇場の当番顔合わせがあった時も同じような話が出ました。
「スターが出ているから良いお芝居とは限らない、テレビには出ていない役者さんばかりの舞台の方が、かえって評判が良かったりする」
また、市民劇場をまとめている方は高校演劇大会の審査員でもあり、Fに出てくれた高校生の舞台が選ばれなかったのは「主役の彼女だけうまかった。惜しかった」そうです。
「台本、演出、キチンとした演技をする高校演劇の全国大会レベルは商業演劇に負けない」
そうです。見てみたくなりますね。
そんな目の超えた方々もお客さまの中には大勢いたのに、よく今まで怖いもの知らずでやってきました
また少しこのお芝居で目指す方向が見えて来ました。
3人4脚のお芝居。
わたしは今までにも出番が少なかったり、本編にあまり関係なかったりする役も多いんです。
そんな時は主役がうらやましかったけれど、観ているお客さまには関係ないんですね。
そのお芝居全体の一部になること。
スタッフもその一部であること。これがなかなか出来なくてね。
役者は自分の仕事をまず第一にやること。
自分の欲を捨てていくこと。
演劇もダンスの美しさも、揃っていることが大事なんですね。
まだ今は、3人の個性がハッキリ出来てないけれど、二ヶ月後ツンコバツミオチョビの性格が、私たちの本当の姿なのかと勘違いするくらいの演技力を身につけて面白い舞台にするぞー