メジャーデビューまでの道(はてなブログ)

日記を書く事で、自分で自分を見る事ができる。だから書いてるよ。

ある情報誌のおはなし

カード会社から月刊誌が届きます。
 
1/3は、チケットや旅行、食事などの宣伝です。
 
でも、わたしは毎月楽しみにしています。
 
たくさんの方の連載エッセイが載っているからです。
 
劇団で朗読のお勉強をはじめた頃、何か短い読みものはないかと思い、ふとめくってみて、はじめて気がつきました。それまでも長い間届いていたのですが、封を開けるのも億劫な位でした。
 
まず目次の後に、ノンフィクション作家の沢木耕太郎さんの、海外でご自身で写された写真と文。
 
ページをめくると、本屋大賞の三浦しおんさんのエッセイ。
 
すぐ後には、なんと歌舞伎役者の市川染五郎さんのエッセイと続きます。「高麗屋の逸品」という題名で、歌舞伎にまつわる物を紹介してくれます。とても興味深いです。
 
次がテレビでおなじみの俳優のさんの写真とインタビュー。大物さんばかりです。同じ役者として(笑)見逃せません。お勉強になります。今月は國村隼さんでした。
 
「空気感を立ち上げるのが俳優の仕事。台本のなかの世界観、色合い、手触り、匂いをここ(腹を指して)に落とす。僕はそこまでしかしない。あとは、現場でモノ作りのピースになりたいんです」
 
かっこよすぎます
 
メインは海外旅行をテーマを決めて紹介したもので、ゴッホやガウディなどの特集はうれしかったです。
 
松尾スズキ名画鑑賞」は、さすが松尾さんらしい画家を選ばれる。今月はムパタ…知りませんでしたが、おもしろい絵でわたしは好きでした。
 
「SHOWAの風景」と題して、文江達という方が、たかいひろこ  さんのレトロな挿し絵と共に昭和の日常を紹介してくれます。少し上の世代かな?なんとなく記憶にある内容で懐かしく感じます。
 
必ず宝塚関連の記事もあります。宝塚をこの夏観に行ってから、がぜんこのページにも興味がわきました
 
チケットガイドに至っては、これで舞台の情報を仕入れているくらいです。
 
いわゆる高級品の紹介も、買うつもりはありませんが、知っておいて損はないです。
 
声を出してよみながら、イントネーョンが変だと思ったら、何度も読みなおします。
 
こんなにこの情報誌を好きなのは、声に出して読んでいるからでしょうか?声に出して読みたい作品が多いからですね
 
あっ、ちなみにわたし新聞は束ねてすてるのが面倒なのでとっていません