去年の「あの夏」は、たくさんの被爆者の証言を集めたものでした。
わたしはご冥福をお祈りすること選びました。被爆者によりそいたいとも思いました。
今年の「あの夏」は、峠三吉さんの原爆詩です。
難しい表現を理解していくと、悲惨な状況が目にうかんできました。
また、彼の怒りのパワーもとても強い。
これをどうわたしなりに伝えていけばよいのか、かなり迷っていましたが、すでにあちこちに答えはあり、はじめから、演出からも、お聞きしていたことでした。
【二度と原爆をこの地球上に落としてはならない!】
なぜならば…の部分が詩なのです。
この原爆詩は、時間の流れで構成されています。まず、原爆が落ちた瞬間。その後数日間。そして数年後。
今日、はじめて音響がつくと、つい悲しくなってきて、声が震えてしまいました。
そうじゃなくて、わたしは悲惨さの先を、伝えなくては!
朗読は、わたしの今の解釈では、かなり演劇よりも正解がはっきりしています。
まず読み方の正解に近づけてから、わたしなりの伝えたい気持ちを、こっそりそこに含ませられたらいいなぁ。
峠三吉 原爆詩で検索すると著作権が切れているので、どなたでもインターネットで無料で読めます。
ご縁あってこのブログを最後まで読んでくださった方。
よかったらひとつだけでも詩をよんでもらえると、うれしいです。
ねえ、今日は9月19日
まだセミがないてる。。。
あの日、セミも死んじゃったんだね。
きっとシーンってしてたんだね?
フクシマのセミはないてるかな?
汚染された大地で育ったセミは、変わらずないてるのかな??
人間のいなくなった世界で。。。