土曜日に劇団風斜の「犬は鎖につなぐべからず」をみました。
岸田國士原作の八つの名作戯曲をケラリーノ・サンドロビッチが構成した作品。
昭和の女性を若い役者さんたちがしっとり演じ、なかなかいろっぽかったです。
今度のわたしのセリフに「うちにはむかしねこがいたわ。ペスだったかしら?」とあります。このお芝居で犬のペスはなかなか重要な役でしたよ。なにか関係あるのかしらん?
場面転換がおおいのですが、役者さんたちみんなでうすあかりと音楽にあわせて、踊るようにセットをかえるという演出。
三時間弱のお芝居も、オムニバスのようであきることなくみられました。
岸田國士さんの作品って、夫婦の日常にスポットライトをあてているのですね。いろいろなタイプの夫婦があって男女のくみあわせっておもしろいなあ、なんておもいましたよ
映画の「オールウェイズ」風の演劇、とチラシにかいてありましたが、そんなほのぼのとした、平和な日常をみせてもらいました。
神戸ではちょうどルミナリエでもまっすぐお家に帰りました。