役者=楽器
演出家=指揮者
台本=譜面
ということは、演劇は長いからクラシック音楽なのね。
きっと音楽に詳しいかたなら、たとえばこの台本はモーツアルトのこの曲に似ているとか、こっちはベートーベンチックだとかって、感じるのかもしれません。
そう思いながら台本をよみなおしております。
今回の演出さんに、そこは二人で楽しそうに。
女が入ってきたときは、もっと不審そう。
また盛り上がって.
などとアドバイスをいただいた意図が、わかってきました。
神戸のとある劇団の3時間の大作の劇を観にいったときです。
じょうずな方ばかりで、最初はおどろきました。でも、休憩に入るころには、なにやら違和感。
その後は、ただただ苦痛だったの。
いったい何がつまらなかったのかしらん?台本も有名なかたでしたから、すごく期待していたのに・・・
と、なぞでしたが、わかりました。全員が同じスピード同じトーン同じ動き。
そろいすぎていたのでした。あきちゃったのね。
「チーム寿歌」は、プロデュースF史上1番高さのあるセットが組まれ、いよいよ本格的なたちげいこに入りました。
先輩がたは、とっとと台本をもたずに、どんどん動いております。おもしろいんです。失敗もふくめて。
すごいな〜。いくつになっても、何十年されていてもチャレンジャーなのでした。
わたしも、体小さいけど、小さくなとまらないようにしよう。
練習ではいっぱい失敗する。勇気をもって!と決意しちゃったのでした。