メジャーデビューまでの道(はてなブログ)

日記を書く事で、自分で自分を見る事ができる。だから書いてるよ。

ラマンチャの男

8月19日で、1200回公演!そしてその日が70歳のお誕生日だという松本幸四郎さんのライフワーク舞台!
 
 
 
「父と娘の往復書簡」を読んでから、観てみたいと願っていたミュージカルが、四年ぶりの再演。ちょうどお盆の時期でラッキー 
 
 
茨城県の実家に帰る途中で、東京でいったん下車し帝国劇場に行ってきました。
 
 
 
松本幸四郎さん演じるドンキホーテのせりふ「事実とは真実の敵なり」は本の中でもなんどもキーワードとしてでてきました。きっと幸四郎さん自身も、真実をいつも見つめているのでしょう。
 
 
 
わたしも「事実より真実をみなければ」と、気をつけるきっかけになった本でした。
 
 
 
それにしても幸四郎さんや松たか子さんの声がぁ…
 
 
わたしのこころに突き刺ささったのです。グサリというよりもミストシャワーのようにやわらかく、でも大量にこころに降り注いできました。
 
 
 
意味を考えるより先に、頭よりこころがわかるのですよ。
 
 
 
そしたら、なぜ?涙が出ているのかさえわからないのに、ツーッと涙が勝手におちたの。
 
 
 
今思い出しても、こころの記憶がふるふる勝手にふるえてしまいます
 
 
 
14日、新幹線が大雨のため2時間もおくれました。そのため1時からの舞台を45分もみのがしてしまったのです
 
 
特急券の代金6350円、払い戻してくれました。このお金を元手に、17日に姫路に帰る前に、また東京で途中下車して、もう一度最初から「ラマンチャの男」を観てしまいました。はふん。大満足
 
 
 
舞台が終わり、幸四郎さんが拍手にこたえている一瞬、ドンキホーテじゃなくて、幸四郎さん自身に戻ったとき、はっとしました。
 
 
 
動きも姿勢もぜんぜん違う!うわあっただもうさすが!ですね