昨日は朗読のお勉強をしました。
先生が選んでくださったのは
佐野洋子さんの「女一匹」
という絵本でした。
ワニの花子が男に捨てられます。崖から本当に捨てられちゃったのです。
失恋した花子を、ねずみのチヨ子がいじわるを言いながらも心配するのでした。
このお話がなぜか気に入って、何度も何度も読んでいました。
でも、同じところで胸がきゅーんとして声がつまるのでした。
「あんな男でも、私愛してる。だから、彼が幸せならいいと思う」
こんな健気な花子はダイエットに成功してモテモテになり
「男なんて、いくらでもいるんだ」
で終わるのですが、最後に作者と失恋した女友達の会話が少し。
本当のラストは
「世の中で一番嫌な女って、捨てられたことがない女だよね」
そして、佐野洋子さんの代表作
「百万回生きたねこ」
が先日の断捨離にもたえて、本棚にかろうじて残っていたのをおもいだして読みました。
ラストの一番良いシーンに…
こどものらくがきを見つけました