メジャーデビューまでの道(はてなブログ)

日記を書く事で、自分で自分を見る事ができる。だから書いてるよ。

90分だったけど

昨日の東京駅ホームの混雑は、時間にすれば90分ほど。


秩序が見えないと、人はただ立ち尽くすしかなく、緊急事態に慣れていないであろう若い男性の声は
「一歩詰めて下さい」と言った後に
「出る人が先です。通して下さい、一歩下がって」
と言いなおす。


子どもの泣き叫ぶ声が延々と続く。


順番に発車する時刻を急かして告げられる。


やっと改札を通り数段階段を登ると視界に広がる満員電車の中のような人だかり。


そこで全く姿が見えない3人の子どもたちの名前を呼ぶわたし。


わたしが立った階段の上から、キチンと道を示す人がいたら少しは不安もなかったのかな?


改札口直前ではじめて発車の時間を告げるのではなく、早々に電車ごとに並ばせていたら、秩序が生まれたのかな?


出る人の流れと入る人の流れを決めていたら、立ち往生の時間が短かったのかな?


まだ90分だったから具合が悪くて倒れる人は見かけなかったけれど。


もし地震だったら、パニックになった人たちの中で、人の流れの中で何も逆らえず流されるのみとなる集団の力を感じた。


長女は常に明るくリーダーとして私たちを引っ張ってくれたのが意外だった。


何かのゲームみたいな余裕のある状態だったから、みんな静かに行動していたけれど。


貴重な体験が出来たのかもしれない。