映画『夢売るふたり』を動画で見ました。
2回目です。
監督、脚本は西川美和さん。やはり彼女の作品は好きだなぁ。
夫婦で居酒屋を経営していた阿部サダヲと松たか子が、火事で全て失い、夫に結婚詐欺をさせてお金を集めるというストーリー。
たくさんの孤独な女性が登場しますが、その後中でももウエイトリフティング選手役の江原由夏さんの演技が、切なすぎて切なすぎて。
リフティングのシーンも何度も出てくるので、わたしは選手が演じているのかと思い、それにしてはあまりにも演技が自然で、思わず検索した次第です。
監督と江原さんの対談を見つけました。劇団『扉座』に所属しているそうです。
役作りのためにウエイトリフティングをはじめ、賞までとったそうです。
すばらしいです！
監督はロバートデニーロアプローチをしてみたかったとか。
ロバートデニーロはイタリア語をマスターするためにシチリアに移住したり、ボクサーの役作りのために体を作ったり、また４か月で27キ太ったり。
タクシードライバーの役では実際にその仕事をしたりと、役に向かう姿勢が半端ではありません。ハリウッドスターってすごいんですね。
でも、江原さんも負けていませんでした。
