メジャーデビューまでの道(はてなブログ)

日記を書く事で、自分で自分を見る事ができる。だから書いてるよ。

遠くの姉より近くの他人

わたしの実家は本家で、同じ敷地に叔父、叔母が住んでいた。


叔母の家は亡くなってからそのままにしてすっかり朽ちている。


叔父の家を弟は知り合いに住んでもらう事にしたらしい。詳しい経緯は知らない。ただ無料で家を貸している。


もしお金を取るにしてもとても安いだろうが。


その知り合いとわたしは会った事はない。しかし母がサービス付き高齢者住宅に住むようになって、独身の弟を心配していたら、里帰りするたびに家の中が片付いてきている。


知り合いに頼んで片付けてもらっているらしい。住まわせてもらっているお礼としてやってくれているそう。


庭の草刈りもしてくれている。


それを知って本当にありがたいと思った。


わたしとダリンが今年のゴールデンウイークに帰った時、美味しい手作りの炊き込みご飯をたくさん用意してくれていた。


ううん、もっとずっと前、子供たちと里帰りした時20人前くらいありそうなカレーを作ってくれたのも彼女だったのではないかと思う。


それが弟の彼女なら良いのにと思って何度も聞いて見るのだが、違うらしい。


炊き込みご飯のお礼に帰りぎわ手土産を持って行ったが留守で会えなかった。


手土産のお礼だと後日、日本茶が美しい文字の手紙と一緒に届いた。


それから何度かわたしの方に食べ物が届くようになった。


その度にわたしはお礼状を書いた。


いつも「良いところに住まわせてもらって」とあるが、わたしにまでお礼など必要ないのでとても恐縮する。


今度里帰りする時は、ぜひ一緒にお食事したいと弟に頼んでいる。


来年お会いしたい。


どんな方なのだろう。


わたしの子供の頃からのガラクタを整理してくれた方。少し恥ずかしい。