雛子の選んだ学校は偏差値が低いです。でも高校一年生の一学期で退学することになるかもという時期がありました。
それから2年間三人の家庭教師さんに週に１回づつ来て頂き、一緒に宿題をしてもらって、何とか今も高校生活を続けています。
でも家庭教師が来ている時間以外ほとんどお勉強をしません。
「そんなに勉強が嫌いなら就職したら？？」と何度言っても
「大学に行きたい」と言います。
たぶん働きたくないのでしょう。
勉強しないで行ける大学を見つけて来ました。
試験は面接だけ。
オープンキャンパスに行ってみると、広くてキレイな校舎。
そして何よりもたくさんの学生さんがボランティアで色々お世話をして下さいました。
先生方も親切ですし、大学も定員割れにならないようアレコレ受験のプランを細かく作って頑張っているようです。
とても好感を持ちました。
雛子自身も、大学でもっとたくさん資格を取りたいとう目標を持っています。
商業高校は資格試験がたくさんあって、それが当たり前になっているみたい。
上二人の進学校とは勝手が違います。未だに大学受験用の模擬試験を受けたことがないのですもの。
不安でした。今から塾を探そうか？でも勉強なんてするのだろか？
そこが雛子の強運なところ。
もし、第一希望の大学に受かったら、そこは一学期の前期はまったく授業がなく、合宿や近くに社会見学に行くとテストもなく単位がもらえるそうです。
大学に通うことに慣れさせるためなんでしょうね。チャレンジ精神のあるカリキュラムも気に入りました。
どうぞ受かりますように。
自分が興味のある勉強なら楽しいということに気がついてくれますように。
少し遠いけれど通えるし、本当に雛子の粘り勝ちです。親は大枚はたくけどね
