メジャーデビューまでの道(はてなブログ)

日記を書く事で、自分で自分を見る事ができる。だから書いてるよ。

走りつづけて20年

プロデュースFの創立20周年記念誌を、先日いただいたので、読んでみました。


1996年6月創刊。今から17年前です。


代表の宇佐見吉哉さんの文章で、プロデュースFという劇団の名前の由来がわかりました。


『とにかく芝居がしたかった。劇団と名のつく四団体があったものの、いずれも低迷していた。何とかしなければ、焦燥感がつのるばかり。男二人女二人の若者四人が集まって、タメ息ばかりついていた。

そうだ、各劇団が活性化するように劇団の枠を超えて個人の参加を広く呼びかけよう。

それにはプロデュースシステムしかない。四(F)人は動きだした。』

※文章は抜粋しております!

『本来演劇活動は瞬発的なものではなく継続的なものでなければならぬ。こうして発足5年を待たず「F」は「劇団」へ移行する。』


その歴史は更新中です。

少し前まで普通のおばさんだったわたしが、大ベテランの役者さんのお隣で、舞台に立っているのが、今でも不思議で時々夢をみているような気がします。とてもありがたいです。

記念誌には、劇団に関わってきたたくさんの方の文章が載っています。
読んでいると、演劇についての悩み喜び楽しさ。

お芝居を続けていく大変さ。

何にも今と変わりはないみたい。

人間の悩みも、同じですね。

この朗読劇の後に、83年に公演した、別役実さんの「木に花咲く」のお芝居の再演を予定しております。

子供のいじめの問題を扱った作品です。

今に通じる内容に驚かされます。