本日は息子の入学式でした。
校章の入った紅白の垂れ幕が張り巡らされた体育館。
マーチングの曲に合わせて、行進しながら校旗を生徒が舞台に飾ります。
舞台のカーテンが開くと、国旗の奥に校歌が書かれていて、吹奏楽で校歌を演奏。
素敵な演出で始まった入学式。
そこには、合格説明会の時に力強いスピーチをしてくださった先生がいらっしゃいました。
あの時は「受験に失敗した過去を忘れ、素直に勉強すれば、必ずこの学校で良かったと思って卒業させます。ただ悔しさだけは忘れず、それを武器に頑張って下さい」
何だか感動して、わたしは高校受験に失敗したけれど、この先生について行くんだ!と決心し、うっかり涙ぐんでしまった程です。
ところが、今日は保護者だけを残して
「ここは中学校ではありません。高校です。何を当たり前のことをと、思われるかもしれませんが…留年、処分があります」
と、低い落ち着いた声で、おどされました。
なるほど、こんな時は声高に言わない方が効果があるのか!
さすが千人以上の生徒の前で日夜スピーチされている先生は、伝える力が半端ではありません。
もう、すっかり感心してしまいました。これからも、先生のスピーチに注目したいですわ