3泊4日、沖縄の演劇祭『りっかりっか※フェスタ』1日目2作品を観劇しました。
5作品観ると5500円。1作品1100円で観る事が出来ます。
スケジュール表を見ながら、移動も事前に考え選びました。
1つは
女性2人だけで『レミゼラブル』(場所は厚生会館)を演じました。
これには衝撃を受けました。女性2人だけでまずこの大作に挑戦しようと思った事に!
そして砂の中に隠した小道具や白い箱の家を使って作品のテイストを60分にまとめました。
鍛えられた身体と美しい表情に引き込まれました!
「アイディア次第で、できない作品は何もないんだ。表現できるんだ!」と強く印象に残りました。
次に『沖縄燦燦』(沖縄県立博物館講堂)
沖縄らしい歌と踊り。衣装の早替えやセットも工夫されていました。汗だくで踊る姿は迫力がありました。若い方も多く、伝統芸能が確実に受け継がれている事は素晴らしいと思います!
2日目は古宇利島ツアー参加。どこまでも美しい景色!
3日目は『MR.バンクの魔法のガラクタ』(沖縄県立博物館講堂)は、思いもよらない身近な物を使って、影絵を見せてくれます。
テンションの高いキャラクター!
ひとりで何もかも演じますが、途中客席から男性を舞台にあげて、2人で殴り合っているように見せてくれました。
即興で男性が上手に受けているのに関心しながらも笑ってしまいました。
2つ目は『アイスクリーム売りのジキル』(厚生会館)
ちょっと気が弱いというキャラクター設定でしたよ。
アイスクリームと風船という子供が好きなアイテムで会場を巻き込んで、最後は子供たち全員にアイスクリームを配ってくれました。
こちらもひとりで演じていました。言葉は赤ちゃんの喃語みたいで、何かを発しているけれどイミはこちらにはわかりません。
でもきっと子供たちには通じていた事でしょう。
それて3つ目、このフェスタの目玉『海のこどもたち』鄭義信さん演出のノンバーバル舞台90分(てんぶす那覇)
去年も観たのですが、今年はより一層後半4分の3くらいから重くなっていました。鄭さん作詞の歌を使っていたからです。
だからこそラスト、白い服を着た三人の日常に涙してしまいました。
90分今回も全力で3人が表現されていた事にも感動しました!
最後の日は、今映画で話題の前田高地『ハクソーリッジ』と、地元の方に是非とすすめられた私立の『佐喜眞美術館』に行きました。首里までゆいレールで行き、後はタクシーで回って頂きました。
どちらもまだ観光地としてはあまり有名ではありませんが、ぜひ今後ツアーが組まれる事を願います!
佐喜眞美術館の館長さんが、とても丁寧に基地が出来る前の写真と今の写真を使って説明して下さいました。
沖縄は地元の方にとって、戦争は常に身近であること。今でも過去には決してしていない事を感じて帰って来ました。
またすぐに行きたくなるのは、色々な顔があるからでしょう。
沖縄は興味が尽きません!