メジャーデビューまでの道(はてなブログ)

日記を書く事で、自分で自分を見る事ができる。だから書いてるよ。

文通

7月に観劇をした時に、たまたま隣に座った20代の女性と話がはずみ、お互い住所を交換しました。
 
 
家に帰ってから早速わたしは、以前買い置きしておいたレターセットの中から一組選び手紙を書きました。
 
 
彼女から、二日後に返事がきました。今の郵便やさんは速いです。その手紙には「かわいいレターセットをありがとう」の文字と、羊毛で出来たお手製の犬のブローチがはいっていました。
 
 
わたしはうれしくなって、日除け用の折り畳める黒い帽子にブローチをつけ、そのことを手紙で報告しました。
 
 
すると今度は犬の指人形が届きました。
 
 
こうして私たちの文通ははじまりました。
 
 
最近は、わたしが週末にポストに投函すると、週明けに返事が届くというリズムができつつあります。
 
 
主に手紙の内容は、送られてきたハガキやレターセットのお礼ではじまり、わたしは演劇のことを。
 
 
彼女も絵を書いたり物作りをして、展覧会に出すこと。また映画やマリーアントワネット展を見た時の感想を少し。
 
 
以前から文房具やさんは好きでしたが、手紙を書くことがすっかり減っていたので、買わなくなっていました。
 
 
わたしが姫路にお嫁に来た時には、まだパソコンも携帯電話もなかったので、よく手紙を書いていたのを思い出しました。
 
 
こうなると新しいレターセットが欲しくなります。そしてプーさんの3Dの絵はがきを見たとたん、真っ先に彼女に贈りたいと思って購入しました
 
 
彼女は絵はがきが多いです。
 
 
その絵はがきが、とてもわたしの趣味に合い、届くとうれしくなります。作家さんの名前が書いてあるのものはネットで調べると、すぐにその作家さんの作品の画像がたくさん出てきます。お勉強になります。
 
 
わたしは家に届いた絵はがきを、会社に持っていき、仕事場の机の上にひいてある透明のビニールにはさんで、それをながめながら仕事をするようになりました。
 
 
今週は兎が黒い輪郭で切り絵になっていて、中にあわい色がついていました。
 
 
先週は「季節がらリスにしました」と書き添えてあり、凸凹したやわらかそうな紙に水彩で淡い色のリスが一匹描かれていました。
 
 
その絵が、はじめて会った時に、サラサラと彼女が描いてわたしにくれた猫のイラストと似ていたので、もしかしたら彼女の手描きかもしるない?と思いました。確かめようといくら目を凝らしてもわからなかったので、人差し指を少し舐め、色のついている所を思わずこすってしまいました。色は落ちなかったので、印刷だとわかったくらい、今の印刷技術のすばらしさに感心しました。
 
 
こうしてまた手紙をやりとりする楽しさを思い出すことができました。
 
 
新しいレターセットをなん組か買ったので、今度は母や文香にも手紙を書きます